医者になれるまでは最短ルートで6年
医者になるためには、最短ルートで6年かかり、まず大学の医学部または、医科大学に合格して入学するところから始まります。
6年間かけて、座学と実習で医療従事者に必要な様々な専門知識をしっかり学び、医師国家試験に合格すれば医師免許を取得することができます。
医師国家試験の受験には、大学の医学部または医科大学を卒業していることが条件となっているので、それ以外の大学や学部を卒業しただけでは受験できません。
医師免許を取得できたら、次は病院で2年以上研修医として様々な診療科での臨床経験を積む期間が待っています。この研修は義務付けられているので、省略することはできません。
なので、免許取得までは最短で6年ですが、研修を終えて医師になるには、最短で8年かかります。
医者になるには?現役医学部生が医者になるまでの手順を解説!最短ルートで医者になることは簡単ではない
実は最短ルートで医者になるのは簡単なことではありません。全てのステップにおいて、ロスなしで進んでいける人はほんの一握りです。
スタートラインである医学部に合格すること自体が難関で、もし現役合格できなければその時点で既に最短ルートで進む道は無くなります。
また、無事に医学部に合格できた後も留年してしまうことがあれば、余分な年数が必要です。さらに、医師国家試験に不合格となった場合、ここでもまた追加の年数がかかってきます。
どの段階でもつまずかずに、全てスムーズに進むことができた人だけが、最短ルートの6年間で医者になれるのです。
年齢で言うと、18歳で医学部に現役合格して、6年間学んだ後の24歳が医師免許取得の最短年齢。そこから2年の臨床研修(前期研修)を終えた26歳が、開業可能な最短年齢ということになります。
たける
最短で医者になるにはまず確実に医学部に受かる必要がある
全国で医学部を設置している大学は、国公立と私立を合わせて約80校。他の学部とは違って、医学部は受験科目や必要とされる学力、学費などの条件が大学によって大きく異なります。
医学部を目指すなら、当然ながら学校の勉強をしているだけでは無理で、高校での勉強とは別に受験勉強として平日は1日に3~5時間ほど、土日はさらに多くの時間をかけている学生が多いです。
また、医学部受験に必要な勉強の範囲はとても広いので、いかに効率よく学ぶかが重要です。
医学部予備校なら、医学部受験に特化した内容を効率よく学べて、志望校に合わせた対策も経験豊富な講師の先生から指導してもらえるので、合格の確率をグンと上げることができます。
たける
まとめ
今回は、医者になるための最短ルートについて解説してきました。
- 医者になれるまでは最短ルートで6年かかる
- 医師免許取得後、2年間の臨床研修は必須なので、実際は8年かかる。
- 最短ルートで医者になるには、医学部に現役合格するところから。
- 医学部に確実に合格するには、医学部受験に特化して学べる医学部予備校が最適。