医学部受験は壁が高く不合格になることも
医学部受験は、少子化の時代においても志願者の増加傾向が続いています。
医学部の難易度も、ここ10年ほどで大きく変わってきていて、親の世代の偏差値ランキングとはずいぶん異なります。昔は中堅クラスだと言われていた大学の医学部が、最近は上位の難関校になっているケースもあります。
どの大学も難易度が上がっているので、現役合格はもちろん、一浪でも合格するのは簡単なことではないのです。
どれだけ頑張って勉強をしていても、残念ながら力及ばず不合格になってしまうことは、決して珍しいことではないですし、二浪、三浪してようやく合格という人もたくさんいます。
たける
本当に医者になりたいのか
どのような理由から医学部受験をするにしても、医学部に合格するのは簡単なことではないからこそ、生半可な気持ちでは乗り越えられません。また、めでたく合格できた後も、6年間の勉強が続けられないでしょう。
皆さんは、本当に医者になりたいですか? 例えば、同じ医師でも歯学部で歯科医師を目指す道もありますよね。また、薬学部に進んで薬剤師を目指す選択肢もあります。
医療の世界には、医師以外にも臨床検査技師、放射線技師、看護師、理学療法士など様々な専門医療職が存在しています。
医療を通じて人を救いたいと考えている人は、自分は本当に医師になりたいのかをよくよく考え、自分に何度も問いかけたうえで進路を決めることをおすすめします。
不合格にそなえた第二希望も魅力的な学部を選ぶ
医学部受験は難易度が高いからこそ、現実から目をそむけずに、もし不合格になったときの第二希望を考えておくのも大切なことです。
万が一に備えて保険をかけて備えておくことで、心のセーフティーネットができます。
もし、医学部を不合格になったとしても、そこで人生が終わってしまうわけではありません。どんなときも前向きにいられる第二の選択肢を持っておくのは、恥ずかしいことでも悪いことでもないですよ。
まとめ
医学部を目指す人は、他の進路が考えられないという人も多いと思います。今回の記事では、そんな人たちに向けてぜひお伝えしたいことを、僕なりに書いてみました。
- 医学部受験は難易度が高く、不合格になるのは珍しくない
- 本当に医者になりたいのか、自分の心に問いかけてよく考えよう
- 万が一に備えて、第二希望も魅力的な学部を選ぼう
長い人生においてとても大切なことなので、この機会に今一度ぜひ真剣に考えて、強い意志で受験勉強を乗り越えてくださいね。